🍂10月は「持久走」と「運動会」の季節!楽しく走るコツとは?
こんにちは!ピースフル陸上教室です😊
10月に入り、秋らしい涼しい空気の中で学校行事も盛りだくさん。
多くの小学校では 持久走大会 が控えていたり、地域によっては 秋の運動会 が行われたりします。
今回はこの2つのイベントに向けて、子どもたちが「楽しく走れるためのポイント」をご紹介します🏃♂️✨
🏃♂️持久走大会に向けて
持久走は「最後まで走り切ること」が何より大切。普段の短距離走とは違い、呼吸の仕方やペース配分がポイントになります。
持久走で意識したいこと
- スタートは飛ばしすぎない
最初に全力で走ると、すぐに苦しくなってしまいます。リラックスしてスタートし、少し余裕を持って走り始めましょう。 - 呼吸を一定にする
「吸って、吐いて」のリズムを意識。苦しくなったときこそ、呼吸を整えることが大事です。 - ゴール前でラストスパート!
残り100mくらいから腕を大きく振って、最後まで走り切ると気持ちよく終われます✨
※持久走は順位や記録も気になりますが、「自分の力で最後まで走り切った」という達成感が一番大切です。
最近長距離走の練習でみんなに伝えたポイント
- 【弾むように走ろうポン走ろう】
かかとから着地すると「ベタベタ走り」になってしまい、足の裏が地面に接している時間(接地時間)が長くなります。
「つま先側で素早く、短い接地を意識し、弾むように走る」ことが大切です。
ただし、弾む方向が「上」に抜けてしまうと前に進まないので要注意⚠️ - 【腕振りとストライドのコントロール】
序盤は腕振りも歩幅もコンパクトにして、省エネで走りましょう。
中盤から後半にかけてスピードを上げていくにつれ、「腕振りと歩幅をバランスよく大きくしていく」のが理想です。
「後半に向けて走りが大きくなる」イメージを持つと◎ - 【ペースメーカーを見つける】
自分でペースを作れるのが理想ですが、慣れないうちは少し速そうで「ついていけそうな人」を見つけて走るのも良い方法です。
そして、「ラスト100〜200mはみんな全力スパート」になるので、それまで余力を残して良い位置で入れればベスト!
※これは短距離選手である私の個人的な感想ですが、一言書かせてもらいます‼️
「短距離走は、あれこれ考えているうちにあっという間にレースが終わってしまいます。
一方で長距離走は、考える時間はあるものの “位置取り” や “駆け引き” があってとても難しい…。そして何より単純にキツイです(笑)」
どちらの種目もそれぞれの大変さがありますが、結局大事なのは “最後まで頑張ること” だと思います💪
さぁ、一緒に頑張っていきましょう‼️
🎌秋の運動会に向けて
運動会は子どもたちにとって一年の大きなイベント!特に徒競走やリレーは「速く走りたい!」という気持ちが強くなる場面です。
運動会で速く走るコツ
- 姿勢をまっすぐに!
走るときに上を向いたり横を見たりするとスピードが落ちます。目的地『ゴール』をしっかり見て背筋を伸ばして姿勢(軸)を整えて走り切りましょう。 - スタートでしっかり前傾
スタートで体を前に倒すと自然にスピードに乗れます。
1.の姿勢をしっかりと意識して前傾する(体を倒す)と自分の力を使わずに加速できます‼︎ - 腕を大きく振る
足だけでなく、腕をリズム良く振ることで走りが速くなります。
よくスプリントクラスでも言いますが、レースを通して『バランス』が大切です。
※腕振りとストライドのバランスや、100mを通しての力の使い方のこと
リレーのポイント ※リレーのポイントの記事も書きます‼️
- バトンは「次の人が走りやすいように」差し出す
- 声を掛け合い、チームで走る楽しさを味わう
🍂まとめ
- 持久走大会では「ペース配分」と「呼吸」を大切に、最後まで走り切ることがゴール!
- 運動会では「姿勢・スタート・腕振り」を意識すると走りが変わる!
- どちらも大切なのは「楽しんで挑戦すること」✨
最後に
10月は「スポーツの秋」。子どもたちにとって大きな挑戦の場がたくさんあります。
結果よりも「チャレンジした経験」が成長の糧になるので、私たちコーチも全力でサポートしていきます💪
保護者の皆さまもぜひ温かい応援をお願いします😊
👉 次回は「陸上競技を取り組む上で知っておいて欲しい専門用語」についてご紹介します!