🏁短距離レースを理解するための専門用語解説
〜スタートからゴールまで〜
こんにちは!ピースフル陸上教室の南です😊
短距離(主に100m・200m・300m・400m)には、見た目以上に多くの“専門用語”があります。
でも、その意味を理解すると「どこでスピードを上げるのか」「どう動けば効率的か」が見えるようになります✨
今日は、その中でも特に大切なスタート〜ゴールまでの流れを専門用語と一緒にわかりやすく解説します。
🟢 ブロッククリアランス(Block Clearance)
スタートでブロックを足の裏で強く押して前へ飛び出す瞬間のこと。
別名「一歩目の発射角度」とも呼ばれます。
※昨日インスタの投稿でも言いましたが、一歩目の脛の角度に依存します‼️→(https://x.gd/tZRKn)
この“発射角度”が低すぎると体が沈みすぎて前に進まず潰れます、逆に高すぎると上に跳ねて浮いてしまいスピードに乗れません。
理想は約40〜45度の角度で前方へ押し出すように。
👉 ポイント
- 腰をある程度高く構え、腰から前方向へ進みだす意識 ※腰をあげ過ぎて脛の角度が浅くならないように注意‼︎
- 「上ではなく前」に飛び出すイメージ ※当たり前ながら一番大切な意識‼︎
この瞬間の姿勢と力の伝え方が、その後の加速を大きく左右します。
⏱ 反応時間:リアクションタイム
ピストルの音に反応してから動き出すまでの時間のこと。
英語では**リアクションタイム(Reaction Time)**とも呼ばれます。
競技規則上、0.100秒未満の反応は“フライング”とみなされます。
つまり、0.100秒が「人間の限界反応速度」と言われています。
👉 ポイント
- ピストルの音に“反応する”のではなく、“音が鳴った瞬間に動ける姿勢”を作る‼︎
- 緊張して固まるより、「リラックスして集中」がベストです‼︎
💥 ドライブフェーズ(Drive Phase)
ブロッククリアランスの直後、体を低く保ったまま地面を力強く押し出す区間のこと。
つまり、これは**一次加速(初期加速)**のことを指します。
“前傾区間”とも呼ばれ、走者がまるで「飛行機の離陸」のように、低い姿勢で地面を「押し続ける」時間です。
👉 ポイント
- 接地ごとに“後ろに押す力”を意識‼︎ ※蹴り込み過ぎて、脚自体が流れてしまわないように注意‼️
- 顔を上げすぎず、自然に体が起きてくるのを待つ‼︎ ※顎が先に上がったりせず上半身が一つの塊として意識し約20歩前後で終了‼️
ここで焦って体を起こしてしまうと、スピードの伸びが止まり、加速が途切れてしまいます。
⚡️レース構造の全体像(100mの場合)
① スタート
ピストル音に反応 → ブロッククリアランス(発射角度)で前方へ。
姿勢は低く、腕を素早く振り、脚で地面を“押す”感覚。
② 一次加速(ドライブフェーズ)
スタート直後〜約30mまで。
体を前傾させたまま強く地面を押し、スピードを“つくる”段階。
③ 二次加速
30〜60m付近。
徐々に体を起こし、ピッチ(回転)とストライド(歩幅)を最大化。
この区間でトップスピードに到達します。
④ トップスピード
60〜80m付近。
無理に力を入れず、“リラックスした高速リズム”を維持することが大切。
姿勢はまっすぐ、接地は短く、弾むように。
⑤ 減速区間
80〜100m。
乳酸の影響などでスピードが落ち始める区間。
ただし、減速をいかに抑えられるかが勝負の分かれ目です。
腕振りを最後まで保ち、リズムを崩さない意識が重要。
⑥ ゴール
胸を張ってゴールラインを通過!
テープを“胸で切る”イメージで、前に出る最後の一瞬まで意識を切らさず。
🧭 まとめ 〜短距離レースの流れ〜
| 区間 | 名称 | ポイント |
|---|---|---|
| ① | スタート | ピストルに反応・一歩目の発射角度 |
| ② | 一次加速(ドライブフェーズ) | 前傾姿勢で押す・低い姿勢を保つ |
| ③ | 二次加速 | 徐々に体を起こしトップスピードへ |
| ④ | トップスピード | 力まずリズム重視・姿勢をキープ |
| ⑤ | 減速区間 | リズム維持・最後まで腕を振る |
| ⑥ | ゴール | 前へ!最後まで集中して駆け抜ける |
💬最後に
短距離のレースは、たったの10秒前後〜50秒前後の中に**「技術と意識の積み重ね」**が詰まっています。
用語の意味を理解して走ると、練習の目的やコーチの言葉の意味がぐっと明確になります🔥
ぜひ、自分の走りの中で「今、どのフェーズにいるか」を意識してみてください!


