🏃♂️100mを効率よく走るための大切なポイント
こんにちは!ピースフル陸上教室の南です😊
100m走は「あっという間」に終わる短い距離ですが、最初から全力で走ると「えっ、こんなに長かったっけ⁉️」と本気で思うほど後半は苦しくなります(※私の実感です笑)。
その中には速く走るための“コツ”がたくさんあります。
今日は、陸上初心者や子どもたちにもわかりやすく、効率よく走るための大切なポイントを紹介します!
① スタートはしっかり飛び出す!
100mはスタートがとても大切。
出遅れてしまうと、後半で取り返すのはほとんど不可能です。※特にメンタル的に😅
ただし、一歩目から力みすぎるとバランスを崩して転んでしまったり、ストライド(歩幅)が小さくなってしまいます。
👉 最初の一歩は「前足で地面を丁寧に押す」こと。
これは、後ろ足で蹴ることにより滑ったり転倒することを防ぎ、その後の加速にもつながります。
※宿題動画でも伝えましたが、後ろ足はまず“支えるだけ”でOKです!
その時、体は前傾姿勢を保ち、いつも練習で言っている「✈️飛行機の離陸」をイメージしましょう。
② 飛行機の離陸を意識しよう
スタート後は体を低く保ち、少しずつ起こしていきます。
スタート直後から自分の力を使いすぎず、体が前へ倒れる力も使って「省エネ且つダイナミック」なスタートをしましょう‼︎
姿勢が潰れたり(腰が曲がる)ブレるとスピードが落ちるため要注意。
ダイナミックというのは、最初からある程度大きく踏み出していかないと途中からストライドを伸ばすことはかなり難しい為
※最初の数歩でそのレースのストライドが決まります👀
👉 ポイントは「10歩低い姿勢で → さらにもう10歩で少しずつ起こす」こと。
※低い姿勢を無理やり我慢しすぎて潰れたり転けたりしない様、あくまでも自然に起こしてくるのがまずは大切‼︎
まさに飛行機が滑走路から、徐々に「滑らか〜に」離陸していくようなイメージです✈️
※「徐々に」「滑らか〜に」がキーワードです笑
③ 腕をしっかり振る!
足ばかりに意識がいきがちですが、実は「腕振り」が走りのリズムを作ります。
👉 よく言っていますが「顔」や「肩」ではなく「腕‼︎」をしっかり振りましょう!
- スタート直後は大きくパワフルに‼️
※②でも述べた通り、「ダイナミック」に踏み出す為に腕も脚も大きく使い切るイメージが大切 - 中盤〜後半はコンパクトに速く♻️
※前傾が終わってからもダイナミックの意識ばかりしていると「オーバーストライド」と言ってただ歩幅だけが大きくなり、ピッチが上がらずトップスピードに乗れないまま走り終えてしまう為、腕振りも脚の回転も回転数を上げつことを意識しましょう‼️
④ 足の回転(ピッチ)と歩幅(ストライド)
100mを速く走るには、【ピッチ(足の回転の速さ)とストライド(歩幅の大きさ)】の両方が必要です。
- ピッチ=テンポよくリズムアップ(俗に言う「ピッチアップ」)
- ストライド=序盤からダイナミックに踏み出し前にしっかり進む
以前の投稿でも書きましたが、どちらか一方ではなく、両方をバランスよく意識しましょう‼️
※私の走りのコンセプトは「大きく・速く・正確に」でした笑。みんなも真似してね😁
⑤ ゴールまで気持ちを切らさない!
100mの最後の20m〜30mが一番苦しいところです。
ここで「もう疲れた…」と思った瞬間、スピードは一気に落ちます。
※結局どんなスポーツも最後は気持ち‼︎という面も少なからずあります笑
そこで、必要以上に力むのではなくピッチを維持することに専念しましょう‼️
※ラスト30mでは、どんなに凄い陸上選手でも必ずスピードは落ちていきます…。
これが緩やかに落ちるのか急激に急降下するのかで勝負が分かれます✨
なので、変にストライドを伸ばそうとしたり、無理にピッチを上げようとして力むのは逆効果です。。。
👉 ゴールの先を見て走り、最後まで腕を振り切る!
気持ちを切らさず走り切りましょう💪
✅まとめ
100mを効率よく走るためには…簡単にまとめると
- 最初の一歩は前足で押して飛び出す
- 飛行機の離陸のように少しずつ体を起こす
- 腕を大きくリズムよく振る
- ピッチとストライドを両方意識
- ゴールまで気持ちを切らさない
この5つを意識するだけで、100m走はもっと楽しく、もっと速く走れるようになります😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😌
また色々と書いていきますので是非見に来てください🙌